報告：第3回 岡山GIMカンファレンス 開催しました！

中四国若手医師フェデレーション代表の横田雄也です。

報告が遅れましたが、先日11月30日に第3回岡山GIMカンファレンスを開催いたしました。

今回は特別講師として、音羽病院 酒見英太先生にお越しいただき、ケースカンファレンス＋アドリブレクチャー、特別講演を行っていただきました。

症例提示は、岡山大学病院総合内科・総合診療科 徳増先生にお願いし、Commonな疾患であるものの、その背景に隠れた疾患と、それらの合併症評価がキモとなる、Great caseをプレゼンしていただきました。カンファレンスのファシリテーションは酒見先生が行ってくださりましたが、会場をうまく誘導させていきながらスルスルと症例を紐解いていくそのスキルに、大変感銘をうけました。

後半の特別講演では、「造られたように使おう」というタイトルのもと、臨床推論とは違った視点からの講演となりました。ヒトは生き延びるために如何にして進化してきたか、人体が過酷な環境でも生きていけるように適合してきたその仕組を、現代社会の生活習慣ではうまく活用できていないのではないか。生活習慣を意識することの重要性を再認識させられる、貴重な時間でありました。

今回は初期研修医の先生を始めとしてベテランの先生方にもご参加いただき、議論も白熱したカンファレンスとなりました。来年度も継続して行ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。