もっと救急が楽しくなるセミナー@岡山
5月19日に岸和田徳洲会病院救命救急センターの薬師寺泰匡先生をお招きし、救急セミナーを開催しました。 初期研修医を中心に40名が参加してくださり、大盛り上がりの会となりました!
以下は、参加をしてくれた津山中央病院初期研修医の三次悠哉先生のレポートです。
--- 日経メディカルの連載、「だから救急はおもしろいんよ」をいつも楽しく読ませていただいており、薬師寺先生のお話が生で聞けるということで今回のセミナーをとても楽しみにしておりました。
前半は、「基本のER」 とにかくABC、ABC! 救急の基本でありながら、その奥深さと、ABCを守るための救急医の引き出しの多さに驚きつつも、これが自分でできるようになりたい!思いました。 まずは緊急度・ABCの確保。次にエコーで原因探し、蘇生のその先を考える!
後半は、「はばたけER」 薬師寺先生のご専門という中毒分野を、わかりやすく解説していただきました。症状からトキシドロームに立ち返って考えると、苦手な中毒も、少しずつ紐解くことができるのかな、と感じました。また、中毒を取り巻く患者背景や精神科的問題についても考えることができ、救急医として様々な方面との連携の重要性を学びました。
どんどん薬師寺先生の世界に引き込まれ、もっと救急の勉強したい!と思えたセミナーでした。まだまだ初期研修も始まったばかりで経験も浅いですが、病院に帰って早速実践し、ひとつひとつを自分のものにしていきたいと思います。 薬師寺先生、企画に携わってくださった先生方、貴重な機会をいただきありがとうございました。