「動きながら考える」救急初療T&Aコース
2018年10月10日に第2回「動きながら考える」救急初療T&Aコースが岡山大学病院で開催されました。
まずは朝ということでなんとなく元気がなかった会場ですが、片桐先生から麻生飯塚式のアイスブレイキングを教わり、みんなで全力じゃんけんをして笑顔が見え始めたところでコースがスタートしました。参加者は大多数が研修医でしたが、専修医の先生もいらっしゃいました。
今回はショック・吐血・呼吸苦・胸痛・頭痛・痙攣/麻痺のブースに分かれて、病態ごとの初期対応を学びました。緊急性の高い疾患はfirst impressionや患者に触れることでいち早く異常を察知して治療を開始することが必要ですが、適切な医療を行える場を整えることも大切です。
インストラクターが模擬患者に扮し、参加者が1人ずつ対応し、そして一例ごとにフィードバックを行うので、全症例から学びを得られ、とても凝縮した時間になりました。今回のT&Aはメジャーな主訴を扱いましたが、他にもマイナー、小児といった種類がありますので、気になる方は是非参加してみて下さい。CSYFEでも情報発信して行きます。
最後に、本日のまとめです。
ABCに異常を感じたらすぐに寝かせてバイタルチェックを。そして初療室に移してOMIを。
参加した方はあのリズムでおさらいしてくださいね。お疲れ様でした。