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全国医学生臨床推論グランプリ 優勝!

当団体の委員の、今村竜太さん(岡山大学 医学科6年)率いる岡山大学のチームが、先日行われた臨床推論グランプリで見事優勝しました!以下は今村君参加レポートです。

------ 2018年11月10日(土)に大阪医科大学にて、全国医学生を対象とした臨床推論のグランプリが開催され、当岡山大学からは計3チーム 9名が参加しました。当日は計50チームあまり、個人参加も含め約170名の参加があり、これまで参加した勉強会では最大規模のものでした。当日の熱気ムンムンな様子を報告させていただきます。

(概要は以下のURLをご覧ください。http://clinical-reasoning-gp.strikingly.com/)

総合診療で名高い先生方が経験された実症例5題を、学生プレゼンターがケースプレゼンテーションするもので、終わった後は正直お腹一杯!というほどタフな内容でした。しかし、学生プレゼンターの方々が非常に練習を重ねられたことがよく分かるほど、提示する情報や考察スライドも洗練されていて、かつ講師の先生方のコメントも実践的であり、学生の満足度は非常に高かったと思います。参加者のレスポンスも非常に活気があり、さすが関西!と勝手に思ってしまいました。肝心の我々のチーム(岡山、桃太郎の一党、さる、で『チームさる』)は夢想だにしなかった1位を獲得することができました。満足のいく推論ができた症例は正直多くないのですが、途中過程(積極的な問診、身体所見、検査オーダーも加点対象でした)も評価された結果だと考えています。今回の開催にあたって、TEAM関西前代表の岡くん(奈良県立医科大学6年生)をはじめスタッフチームの学生は、7カ月前から企画準備を進めてこられたようです。マッチング試験などもある中、非常に大変だったと想像します。しかしながら、症例を通した医学の学び以上に、大学を超えた学生同士のフランクな学びの場、ネットワークがそこにあることに感動しましたし、これだけの規模で提供できる彼らの行動力には脱帽です。来年度も今のところ開催予定とのことで、後輩のみんなにはぜひ本グランプリを目標にしながら日頃から努力を重ねて参加してもらい、自身のネットワークを拡げていってほしいと思います。また、皆で学び、高めあう医療という点では中四国若手医師フェデレーションも共通だと思いますし、引き続き情報交換できる関係でありたいと感じました。

最後に、『チームさる』で一緒に戦い、素晴らしい貢献をしてくれた5年生からの感想です。 (5年生 白井さん) 限られた時間の中で病歴から必要な情報を抜き出し、必要に応じてあらゆるツールから最も効率良く欲しい情報を得られるものを選び出し、次の一手を考えるという経験は、時間制限を設けない普段のPBL勉強会とは一味違ったもので、学ぶものが多かったように思います。自分の鑑別診断の範囲の狭さを実感すると同時に、今後も地道に臨床推論のトレーニングを積んでいこうとやる気をもらった大会でした。持ち帰った症例を再度勉強し、参加していない人にも共有することで、次に繋げていきたいと思います。

(5年生 佐々並さん) この度、全国医学生臨床推論GPで1位を頂くことができ、とても嬉しく思います。私の力はとても微々たるもので悔しさが残りますが、お2人の思考プロセスを共有することができ、とても刺激になったと感じています。特に今村さんには大きな背中を見せて頂いたので、私も後に続けるよう、今後とも努力して参りたいと思います。楽しい時間をありがとうございました。

これからも一緒に頑張っていきましょう!Fight now, or never!!


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