ガチレポ:第43回なんでも症例検討会
7月15日(土)に福山医療センターで開催された、なんでも症例検討会に参加しました。
参加者は学生や研修医、指導医クラスの先生方まであわせて40人ほどいたのではないかと思います。大変盛況な会でした。
今回の症例のプレゼンターは福山市民病院の太田先生、広島大学附属病院の宮森先生です。
太田先生がプレゼンして下さった症例は、僕が大学病院で研修をしていた時に太田先生から紹介して頂いた症例でした。日頃から勉強をしていないと思いつかない病名であり、日々勉強しておくことの大切さを実感します。
宮森先生のプレゼンでは、参加者がスマホを使って参加できる双方向性のツールが使用され、大変盛り上がりました。僕自身も次回のプレゼンの際に使ってみたいと思いましたが、使いこなすのには難易度が高そう、という印象でした。
症例プレゼンの後、津山中央病院 感染症内科の藤田先生から「入院患者の下痢」の対応についてレクチャーを頂きました。参加者の幅は広かったですが、研修医からは「目から鱗だった」、指導医クラスの先生からは「知識の整理になった」という感想が聞かれ、皆のニーズに合ったレクチャーができるのはさすがだなあと思います。
今回僕は初めて、「なんでも症例検討会」に参加しました。プレゼンする先生方は症例を練りに練って準備されており、会の進行も参加者の勉強になるような工夫が凝らされていて、贅沢な勉強会だと感じました。広島を中心に行われているようですので、今後とも是非参加したいと思います。